田中久重の万年時計【Full】

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2012-10-13に共有
田中久重(1799.9.18-1881.11.7)は1851年にこの時計を製作しました。彼は江戸時代後期から明治時代にかけての日本の技術者であり発明家で、後の東芝創設者の一人となる等、日本のエジソンあるいはからくり儀右衛門と呼ばれていました。
この時計は天球儀、和時計、二十四節気、曜日、洋時計(時報も)、十干十二支、月齢の7つの機能を備え、ゼンマイで駆動し、一度巻くと巻き直すことなく1年間作動することが可能で、1000点を越える部品のほとんどを彼自身が簡単な道具で製作したと伝えられています。
Japanese classical myriad year clock.
Hisashige Tanaka (Sep 18, 1799 - Nov 7, 1881) built this myriad year clock (Japanese: Mannen-Dokei) in 1851. Hisashige Tanaka was a Japanese engineer and inventor during the late Edo and Meiji period Japan. He is one of the founders of what later became Toshiba Corporation. He has been called the "Thomas Edison of Japan" or "Karakuri Giemon". This clock is driven by a spring. Once it is fully wound, it can work for one year without another winding. It can show the time in 7 ways (such as usual time, the day of the week, month, moon phase, Japanese time, Solar term). It also rings chimes every hour. It consists of more than 1,000 parts to realize these complex functions, and it is said that he made all the parts by himself with simple tools such as files and saws.
‪@KaoruGreenEmerald‬

コメント (21)
  • 本復元プロジェクトに関わられた方々や団体のレポート、関係論文、紹介ページ等をご案内いたします。ご興味をお持ちの方は併せてご覧下さい。 ●TIMEKEEPER 古時計どっとコム 万年時計 (萬年自鳴鐘) www.kodokei.com/la_012_1.html ●東芝未来科学館HP : 万年時計 toshiba-mirai-kagakukan.jp/history/toshiba_history… ●久保田裕二氏の調査レポート「万年時計の機構解明」 www.global.toshiba/content/dam/toshiba/migration/c… ●一般社団法人 日本時計協会HP : 江戸時代の「万年時計」では何がわかる? www.jcwa.or.jp/kids/hatena-6-3.html ●日本機械学会「機械遺産」 機械遺産 第22号 www.jsme.or.jp/kikaiisan/heritage_022_jp.html ●国立科学博物館HP 万年時計(万年自鳴鐘) artsandculture.google.com/exhibit/XwKis8fpT3-MJg?h… ●土屋榮夫氏 の調査レポート : 田中久重 「万 年時計」 調査報告書(マイクロメカトロニクス (日本時計学会誌)VoL50 No.194) www.jstage.jst.go.jp/article/micromechatronics/50/… ●事業構想大学院大学 : 事業構想家の哲学への池内治彦氏投稿記事 東芝創業者・田中久重と鍋島閑叟「奇才と偉才」異能の邂逅 www.projectdesign.jp/201503/philosophy/001998.php ●セイコーミュージアム銀座 「田中久重」 museum.seiko.co.jp/knowledge/inventors_04/ ●西日本新聞 九州まんが人物伝~田中久重 世に役立つものづくりを~(作画 : 野川ふきこ氏) c.nishinippon.co.jp/hanbai/2020/09/047821_post-22.…
  • 東芝よ 今の体たらく久重が見たら泣くぞ・・・
  • @kk2003ab
    田中久重のほうが先人なのだから、日本のエジソンはおかしい。エジソンを、アメリカの田中久重と呼ぶほうが正しい。
  • 久重の苦労とか辛抱強さと仰る方々がいらっしゃるが、久重自身は楽しんでいたんじゃないだろうか?自らの技術の高さを後世に示す為にも思いっきり楽しんで作ったと私は思う。そこには苦労だとか誰かに対しての責任感なんてなかったのでは?
  • スイスの万年時計よりずっと凄い。なんで日本はもっと重視しないんだ。。。田中久重を
  • @edamanrin
    現代のエンジニアの笑顔が新しいゲームを買ってもらって わくわくが止まらない子供の様で、すごく嬉しく、楽しそう… いつまでも、そういう好奇心が持てるって 、うらやましいです!
  • 弓曳童子なんかも、矢をつがえて覗き込んで放つ動作だけでなくて、 数回に一回は狙いを外して首をかしげる動作まで用意されている。 遊び心を超絶な技術でくるんで作りこむ、恐ろしいまでの作品ですね。
  • @a2927
    複雑な時計ですね。スイスから精鋭の時計職人の方が見学に来て、「難しすぎてどこがどうなっているのかわからない。しかし精巧な作りで美しく、素晴らしい。」と誉めてくれました。優れた人は素直に他者を認めてくれるんですね。
  • @750z4
    これをたった3年でほぼ1人でとか凄すぎる 本当に努力の天才だったんでしょう
  • @koifuna
    これを今から100年以上前に電気もコンピュータも無しで作ったのか、凄すぎる、、見入ってあっという間に時間が過ぎてしまった
  • @oyadake
    アナログでデジタルを表現したらこうなりましたという感じの時計 どうやってここにたどり着いたのか本当に不思議です。伊勢神宮の建築技法で現在も使われてる組木も誰がいつ確立させたのか不明で弥生時代以前から田中久重のような超人がいたんだと思います。日本は知れば知るほど高度で不思議な文化の国です。
  • @148021kn
    フランスの万博に出品するために作ったが、タッチの差で船が出航してしまって、出品出来なかったらしいですね。
  • @gest402
    「モノっていうのは設計した人の思想のかたまり。それを汲み取らずに形だけ作っても復元とは言わないと思う」という土屋さんの言葉。 数々の革新的発明で日本の時計産業を切り開いてきた土屋さんだからこそ、かつての天才的な時計技師を理解し、対話することができるんだと思う。天才同士の会話を見ているようでワクワクする
  • 昼夜の長さが季節ごとに変化するのにあわせて、文字盤が移動するってところでもう凄すぎて開いた口がふさがらなくなってしまった。 120年前に物凄い天才がいたもんだ・・・ あと、時計を分解してるときのSEIKOの技術者のオッサンたちが凄い楽しそうでワロタ
  • この時計を観た時、これが江戸時代に日本で作られたものかと驚き、感動しました。
  • この構造を考えたのは勿論凄いけど 手作りでこの精度ってのも凄い
  • 学者が寄ってたかって、解明するだけで五ヶ月。 これを1人で作った田中久重という男は天才というか魔法使いだな。 ここまでの超技術は魔法と言っても良いんじゃないか(笑)
  • 今でも真似するのが精一杯というのを感じると200年は先を生きていた人物なんだなあと 凄すぎて天才という言葉すらふさわしくないですね
  • @takamohu
    最後復元リーダーの土屋さんがおっしゃってた「高い目標を作ったら遮二無二チャレンジする事が必要」という言葉が本当に心を打った。いい動画をありがとう。
  • なんだこれ、すごすぎる 工学部だけど、こんなもの自分レベルでは現代でもまったく作れる気がしない 技術的だけじゃなく芸術的センスもすごい、美しい