日本の教師の皆さんへ

「日本のバレエ教育」について。 日本のバレエ教育は、生徒さんが確実にステップアップしていける環境が整っているでしょうか。 全国各地から毎週私の元にたくさんの生徒さんが来てくれているからこそ、私は生徒さんから見たお教室の現状を誰よりも分かっている自負があります。 "生徒さんが先生に気を使い、ビクビクし、聞きたいことも聞けない'' ''外部のワークショップは絶対的に禁止" 生徒さんが出来ない理由を、自分の指導力のせいと反省するのではなく、ただ生徒さんのせいにし怒りをぶつける先生も中にはいます。 これが日本のバレエ教育の現状です。 ”教師だからこそ生徒さんの課題点と常に向き合い、誰よりも自分自身をブラッシュアップしていかなければいけない”と私は考えています。 生徒さんが出来ないことは、自分の指導力不足だと認め、前へ進んでいかなければ先生も生徒さんも成長することができません。 お教室の環境が、生徒さんが成長していくためのきちんとした「教育の場」になっているのかどうか今一度皆さんに向き合っていただきたいと私は強く思います。 もちろん、しっかりと環境が整っているお教室もあります。 正しい指導を行なっている先生、生徒さんを快く私の元送り出してくださる先生、自らをブラッシュアップするために私の元にきてくださる先生もたくさんいらっしゃいます。 このような先生方とは日本のバレエ教育がよりよくなるよう、今後はもっと繋がりを作っていきたいと考えています。

数年前ですが、久美子さんのおっしゃっているような教室にて娘が疲弊してしまい4年半習ったバレエを辞めることになりました。小学校受験の試験日当日の行き道でもバレエを踊りながらニコニコして会場まで行くような娘でした。教師にも踊り心があると言われて目をかけていただいていた時期もあったのですが、「私の言うことを聞かなて、綺麗に踊れない」「何度言ってもアンデオールができない、どうして言われた通りにやらないの」と毎回怒られるようになり、バレエが大嫌いになってしまいました。親である私も教師に呼び出され「〇〇ちゃんが私の言うことを聞いてくれなくて、上達しない。どうにかしてください」と感情的に怒られる状況でした。発表会ではソロや役のリーダーをもらっていたりもしたので途中で降りることもできず、発表会が終わるまでは頑張ろうと宥めながら、最後の数ヶ月は親子で我慢して通いました。その後、バレエアレルギーで別の教室に通わせるまで2年ほどかかりましたが、やはりバレエが嫌いだと言って辞めてしまいました。時折、無意識に鼻歌を歌いながら家の中で踊っている姿を見かけて、教室がトラウマなんだろうな〜と感じます。久美子さんのような考え方で指導してくださる先生がこれから増えていくことを願います。

日本のバレエ教師自身が「方程式」を知らない、というのも一因かな、と思います…日本でバレエ教師を名乗るのに資格も必要ないですしね…

指導と言えない指導をされてきた結果…、それがまさに私です。 やり方が分からないのに、見よう見まねでできるようになるまで永遠に反復練習させられる ↓ 真面目に頑張る人ほど怪我する ↓ 周りに迷惑かけていると何故か怒られる ↓ どうにか上手くなりたくて、教えてもらえる別の教室に行く ↓ バレるとすぐに裏切り者だと吊し上げられる ↓ 毎日休みなしで朝から晩まで抜け駆けしないようにレッスンに行かされる ↓ 怪我する 両親が借金してまで続けさせてくれていたバレエなのに、もうプロになるにはお金も時間もない(社会人として働かないといけないため)。基礎を知らないまま足腰が変形、23歳で手遅れです。 鬱になり、気力も湧きません。 教室のせいで、自己肯定感もやる気もお金も時間も大好きなバレエも全て失いました。 バレリーナの卵のみなさん、 やる気があるうちはまだ間に合います。 勇気を持って上手くなれない教室は今すぐ辞めましょう。 私のように手遅れになる前に。 どんな酷いことを言われようとも、上手くなりたいと願うことはとっても素晴らしいこと。 自分の気持ちを信じて。私はあなたの味方です。

私は30年バレエをやっていました。久美子さんに教えてもらいたかった。。。聞いていて泣いてしまいました。本当にその通りだと思います。久美子さんは本当に素晴らしい先生ですね。

大人バレエですが、スタジオを掛け持ちしていたら、それを知った講師から無視されるようになったことがあります。 多くの講師に習いましたが、ロジックを教えてくれる講師はひとりしか会ったことありません。 海外歴の長い方です。 また、バレエを教えているだけで、10代の頃から先生、先生と言われて勘違いしてしまうんじゃないかなと思います。自分のことを先生と呼ぶ人もバレエ界には多く、それをおかしいとも思っていないことにも違和感があります。 海外では博士課程を出ていて、はじめて先生と呼ばれますよね。 バレエ講師の多くは、自分が先生ではなく、インストラクターだと自覚した方がいいと思います。

くみこさんの仰ってる「私の言う事を聞かないからだ」というような事を言われながらどうすれば良いのか分からず過ごしていました。大人の趣味バレエですが海外の先生のクラスを受け始めバレエへの理解度が高まりました。今後くみこさんのような先生が増える事を願っています。

6歳の娘がいます。娘が習っっているスタジオの先生はロジックを教えてくれる方で、娘も理解しながら踊れるようになってきており本当に感謝しています。私が幼い時に習っていた先生は怒鳴り散らす先生で、その場所から離れたくなり辞めました。今だにそんな先生がいるんですね😢

久美子さんの伝えたいことが 伝えたい人に 正しく届きますように。

これ、バレエだけに限らず日本の教師や会社の教育体制にもものすごく多いんですよね… 物事の因数分解をしてそこからどうするのか相手に向き合って説明出来ない人が多すぎるなと日頃から感じています。 なんでそうなるのか尋ねると、○○は○○でしょ？その通りにすればいいの。あなた日本語理解できないの？とか答えにならない返答とかアイデンティティまで否定してくる人凄く多いです。 上っ面の思いやりとか謙虚さだけはいいカッコして出してくるくせに、人間から滲み出てくる優しさとか思いやりとか謙虚さが薄くて恐怖すら覚えます。 バレエをする生徒さんたちが心を解放して楽しいと思える業界になるといいですね。 窮屈な社会構造を変えるキッカケにもなるのかもとワクワクします❤

大人のバレエも同様だと思いました。それに、大人はもう成長出来ないから、というのが前提にあるお教室が多すぎます。

よくぞ言ってくださいました！ これはバレエだけじゃなくあらゆるお稽古事、勉強についても言えると思います。 私は声楽を趣味で習っているのですが、東〇芸大声楽科卒の先生が素人の発声方法を 指導できないという信じられない某コーラスを知っています。 だからそこはもう目も当てられないひどい合唱。 幸い自分はいい先生に恵まれ、そんなに苦労せず歌ってきましたが、 具体的にどこをどうするか説明できない先生もたくさんいるようです。 イタリアのコンクールで入賞された先生は、問題があるとすぐに改善方法を指導して いただけます。 石井さんのお話を聞き、いい先生には共通点があることを知りました。ありがとうございました。

やはり、先生は間違っているんですね。なんでできないの！私の教え方が悪いっていうの？と感情的になる先生に、できない私たちが悪いです、と言い続けてきました。なぜこんなに卑屈なのか、自分でもわかりません。久美子さん、ありがとう。少し救われた気持ちです。

おっしゃるとおり！！！よくぞ言ってくださいました

昔と今とで、解剖学の進歩や指導法の進歩もあると思います。 私が学生だった十数年前と今とでは常識が変わっているらしく、前は釜足で身体も元から固くて、いくら頑張っても限界を感じ、一旦バレエから離れました。 でも最近レッスンを再開して、久美子先生の配信や他の先生のオンラインレッスン、そして通っている先生に教わる中で今までの古いやり方がアップデートされている事に気が付き、今は釜足もアンデオールもどんどん改善してきています。 教える側も習う側も、新しい知識を常にアップデートする意識が大事なのかなと思います。

なんだか涙が出てきます。子供の頃会いたかった。未来ある子供達が正しい指導方法を受けれますように。

畑は違うダンス界ですが、全く上の圧力で後世が育ってません！　私は覚悟を決めて単身で後世の育成に励んでいます！　めげそうにもなりますが、自分が海外やトップダンサーから得た知識は惜しみなく次の若者へ伝えていきたい。その思いだけを頼りに頑張っています。大変勇気を頂ける動画をありがとうございました！

私も子供の頃、お教室の先生に意見⁉︎の様な事をいったら、それ以降、無視の様な状況が続き、バレエは嫌いではないけど、続ける事が出来なくなり、結果やめてしまいました。 あれから、２０年ほどたちますが、 あの時、他のお教室に行く選択肢もあったのなんで、やめてしまったのか、今でも後悔しています。日本の古いバレエ体質が変わっていけば良いのになと強く思います。

いつも動画を拝見しています🙇‍♀️ バレエを始めたての園児、低学年の子達を教えている者です。 この動画を観て、改めて生徒ちゃん達一人一人を大切に育てたいなと思いました😌 当たり前でありながらもとても大切な事を再確認出来る機会を、有難う御座いました🍀

勇気がありますね。良い方向に進む事を願っております。