BUMP OF CHICKEN「宝石になった日」
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Published 2016-06-16
作詞・作曲:藤原基央
編曲:BUMP OF CHICKEN & MOR
夕立が屋根を叩いた唄 窓の外で世界を洗った
掌にはなんにもない ただなんとなく眺めて何分
君は夜の空を切り裂いて 僕を照らし出した稲妻
あまりにも強く輝き 瞬きの中に消えていった
あとどれくらいしたら普通に戻るんだろう
時計の音に運ばれていく
あの温もりが 何度も聴いた声が 君がいた事が 宝石になった日
忘れたように 笑っていても 涙越えても ずっと夢に見る
太陽は何も知らない顔 完璧な朝を連れてくる
丸めた背中で隠して 冴えない顔 余計なお世話
出来る事はあんまりないけど 全くないわけでもないから
全自動で続く日常をなんとなく でも止めないよ
出来るだけ先の未来まで見届けるよ
出来るだけ先に運んでいくよ
こんなに寂しいから 大丈夫だと思う 時間に負けない 寂しさがあるから
振り返らないから 見ていてほしい 強くはないけど 弱くもないから
瞬きの中 消えた稲妻 雨が流した 君の足跡
瞬きの中 掌の下 言葉の隙間 残る君の足跡
増えていく 君の知らない世界 増えていく 君を知らない世界
君の知っている僕は 会いたいよ
ひとりじゃないとか 思えない日もある やっぱり大きな 寂しさがあるから
応えがなくても 名前を呼ぶよ 空気を撫でたよ 君の形に
あの温もりが 何度も聴いた声が 君がいた事が 宝石になった日
忘れないから 笑っていける 涙越えても ずっと君といる
君がいた事が 宝石になった日
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All Comments (21)
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全体的に宝石になってしまったものに対して心配させないように振る舞ってる中での一回だけ呟く『会いたいよ』が凄く響く
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「空気を撫でたよ 君の形に」 この文章がガラスケースに飾って眺めたいくらいに本当に美しすぎる。
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大事なこの世で一番愛している娘を亡くしました。60日間の短い命でした。この歌を聴いて、とても共感しました。曲を聴いて気分が沈むこともありますが、頑張っていこうと前向きになれる曲です。素敵な歌をBUMP OF CHICKENさんありがとうございます。
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誰も亡くなっていませんが、友達も自分もみんな引越して日本中に散らばりました。受験もあってなかなか会えません。一人の時間はよくみんな一緒だった頃を思い出して戻りたいなと思ってしまいモヤモヤしています。ただこの曲が思い出してもいい、でも進まなきゃいけないということを教えてくれました。救われました。これからも勝手にバンプの曲を聴き、勝手に自分の都合のいいように歌詞を解釈してしまうと思います。この行為が良いことなのかわかりませんがちゃんと心にバンプの歌が届いているのは確かです。とりあえず高校卒業した春休み、みんなと会えることを楽しみに頑張りたいと思います。
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BUMPがどんどん遠くなってく。遠くなってくのに強く輝いてくれるから離れたっていう思いはない。一生ついていきます!
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僕の中で「宝石=思い出」って解釈なんだよね。 キラキラ輝いてて大切な思い出ではあるんだけど、本当は宝石になんかなってほしくなかった。 君がいた事が宝石になった日 すごく寂しい歌詞だよね。。
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『空気を撫でたよ 君の形に』 たったこれだけの歌詞に、寂しい哀しい苦しい辛い会いたいとかの感情が詰め込まれてて この光景をイメージしただけで泣けてくる どういう人生を送ったらこんな歌詞が書けるんだろう
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自分がもうすぐ死ぬかもって時だからか、無限ループで聴いてしまう。 明日も朝目覚めますように。 でも、もし死んじゃったとしてもみんながこんな風に少しでも前向きに生きていけますように。
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大切なものを失う度に、この曲が浮かんできます。先日、ずっと一緒に生きてきた飼い猫がこの世を去った時、過ごした時間の全てが宝石になりました。同時に、今まで様々な喪失を経験してきた私の人生にも、沢山の宝石に溢れていることに気づけました。生きている限り、これからもそれは増え続けて行く事でしょう。素晴らしい曲を作って頂き、ありがとうございます。
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奥田民生が前に、“てにをはの使い方で意味の奥行きがぐっと広がる”、みたいなことを言っていたけど、 「増えていく 君の知らない世界 増えていく 君を知らない世界 君の知ってる僕は 会いたいよ」 これなんかまさにそう。 使ってる言葉は4つくらいしかないのに、この歌の世界をよく表してると思う。
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明るい曲調に悲しい歌詞を乗せて、それでも最後は前向きに歌うってのがBUMP OF CHICKENの真骨頂だと思う
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聞く前は曲名見て、「なんかいいことがあって、その日が宝石のようだった」って言いたいんかと思ったら、「お別れがあって、別れたものが宝石のような思いでになった日」っていう意味やって、度肝抜かれた記憶ありけり。
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増えていく君の知らない世界 増えていく君を知らない世界 もすばらしい歌詞だけど、でもやっぱ 「君の知ってる僕」は会いたいよ っていう、この世界はどうしようもなく動き続けるけど、それでもうまく変われない自分がいて、そんな自分は君に会って話がしたいんだっていう物哀しさがね。一番仲良い同期を亡くした自分にはこの歌詞が本当に沁みる
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愛犬が亡くなった時この曲に救われた。おじいちゃんが亡くなった今日、また助けを求めてこれを聴いている。 強くはないけど、弱くもないから。
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早くしてなくなった母がずっと好きだった BUMP OF CHICKEN 6月17日が命日です。 それが僕の宝石になった日です!!
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新曲。神曲。 「増えていく君の知らない世界 増えていく君を知らない世界」 のところに鳥肌たった。 そういう見方ができる藤くんを改めて尊敬する
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もう4年立ってんだぜ?ホンッッッットに色褪せないよなこのバンド。もう好き。
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BUMPの曲を好きになれた感受性を持っていることが嬉しい
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「空気を撫でたよ君の形に」って名前を口に出して言うことを表してるってことでいいのかな? 表現力エグすぎない????
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大切な人がこの世からいなくなっても、それがなかったことのように太陽は昇って、沈んで、その繰り返しで ただそれを眺めるしかできなくて、まだ寂しいから大丈夫だと強がってみるけど、最後の最後で「会いたいよ」って本音が出るのがすごく切なくて苦しい。 藤原さんが書く、本当に真っ直ぐで、自分の気持ちに嘘をつかない正直な詞が大好きです。