【日本文学の朗読】豊島与志雄『春盲』~ちょっと来い、そんなコジュケイの鳴き声とともにやってくる結び文。春浅い日の一組の男女の物語~
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Published 2024-04-05
*作品紹介*
「ちょっときていただけませんか」そんな結び文を、美津子は山田に送りつけた。二人は同じ学校の教師であり、恋人同士であった。
学校も春休みで二人は頻繁に会うようになるのだが、山田は春の憂鬱とでもいうような症状に襲われる。二人の関係は・・・。
どうぞお楽しみください。
All Comments (6)
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ちょっとこい!煩わしくもなく…いちばん良い関係かも…よー。ちょっと、こいだから長く続くのかも、そして彼女が駆け寄りよろけ大切な人に気づかれたのでは…。ひさびさに癒やされました…。👋感謝!♥
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春の暗闇の中で大切なものがはっきり見えたのですね ただ...の後に何が言いたかったのかを考えながら寝ることにいたしましょう すばらしい朗読でした
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今回も誠に見事な朗読、 有り難うございます。 海渡さんのお声は とても心に響いてきて 落ち着きます😌 豊島与志雄さんの小説は 海渡さんのチャンネルで 初めて知りました。 「レ.ミゼラブル」を翻訳された方としか存知上げませんでした😅 また次回も楽しみにしております😊
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愛が無いようで、二人の時間は無駄に過ぎている、何かが動き二人は連れ回りにそれに動いて行くだけ。行き先が暗い闇の中に沈むようだ。モルヒネのように、恍惚感が頭の中に経たずんでいるよう。
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みなみさま「春盲」朗読ありがとうございます。今夜は一番に見つけられました。とても嬉しいです。拝聴させていただきます。感謝です。